【おすすめコーヒーミル】ポーレックス コーヒーミルⅡ ミニをレビュー

まさ

こんにちは!

お家コーヒーにハマってきた方にとって、一度は購入してみようと思うのがコーヒーミルではないでしょうか。でも、お店やネットで調べてみると膨大な数のミルが販売されていて何を選べば良いのか迷ってしまいますよね。価格も安いものだと1000円台から高いものだと5万円以上まで、種類も電動や手動、刃の種類もコニカル・フラット・プロペラ・・・など難しい用語が飛び交っています。。

そんなお家コーヒーに興味が湧いてきた方におすすめのミルが、『ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱ』です。私自身もポーレックスコーヒーミルミニⅡを購入し、お家ではもちろんキャンプでアウトドアコーヒーを楽むお供にしています。

コーヒーミル選びに迷われている方にとってきっと役に立つ内容だと思うので是非ご覧ください。

目次

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱ とは

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱは、鹿児島県に拠点を置くジャパンポーレックス株式会社が製造する手動のコーヒーミルです (https://www.porlex.co.jp/lineup/coffee.html)

家庭用のセラミック製品を手がける同社が開発したセラミック製のコニカル刃はとても頑丈で、毎日のように豆を挽いてもそう簡単には壊れそうにありません。その頑丈さゆえか、キャンプ好きな方にとってもよく知られたコーヒーミルですね。

また、その人気さゆえにインターネット上では格安の類似品が販売されておりますが、品質の良いものを長く心地よく使うためにはポーレックス コーヒーミルがおすすめです。

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱ のデザイン

ステンレス筐体のシンプルなデザインがこの製品の魅力です。
ハンドルはグリップ部分のラバーに収納可能です。

ちなみに『ミニ』と名付けられているのは、ひとまわり大きいサイズの『ポーレックス コーヒーミル Ⅱ』があるためです。

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱのサイズ

直径 Φ5cm、長さ 12cm、重さ 256g と軽量コンパクトです。
大人の手にはちょうど握りやすいサイズ感です。

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱの内部・グラインド刃

分解も容易で、内部にあるセラミック製の内刃と外刃(写真右下)の間でコーヒー豆をすりつぶすようにグラインドしていきます。

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱの使い方

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱの使い方は、粒度調整→豆の投入→グラインドの順番で行います。特に粒度調整はとても大切なのでじっくりご覧ください。

粒度調整

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱの粒度調整は調節ネジ(写真左下)を回して行います。『カチ・カチ』と手応えがありますがこれをクリック数と呼んでいます。調節ネジを回す際は空回り防止のため、シャフトにハンドルをつけた状態で行いましょう。


1. ゼロ点合わせ
調整ネジを時計回りに回していくと内刃と外刃が擦れてハンドルが回しにくくなる箇所があります。ここから反時計回りに緩めて内刃と外刃の擦れがなく、ハンドルが無理なく回せる位置をゼロ点とします。

2. 粒度調整
ゼロ点が決まったら調節ネジを反時計回りに『カチカチ』と回していきます。ペーパードリップ用でしたら中挽き〜中粗挽きがお勧めです。ちなみに私は12クリック(中挽き)〜14クリック(中粗挽き)に設定しています。

3. 粒度目安(参考)
参考までに、各クリック数の写真を載せておきますね。
左から順番にクリック数は、2(細挽き) → 6(中挽き) → 10(中挽き) →14(中粗挽き)→17(粗挽き)です。

細挽きの粒度の揃い方が秀逸です。エスプレッソは難しいですがモカポットなら十分使えますね。粗挽きになると粒度ばらつきが大きくなりますが、これはコニカル刃の構造上やむを得ないと思いますし、この価格帯のミルとしてはかなり優秀な部類だと思います。

コーヒー豆の投入

コーヒー豆は上蓋を外して投入します。入れ口は小さくて豆がこぼれやすいので手を添えてゆっくり投入しましょう。豆の投入量はメーカー公称値 20gです。ブラジルの中煎り豆を入れてみたら22g入りました。1杯分が12gなので、ギリギリ2杯分入りそうですね。

グラインド

上蓋を閉めたらハンドルを取り付けます。ハンドルは時計回りに回していきましょう。初めはガリガリとした感覚で豆が挽かれていきます。豆がなくなるとハンドルが急に軽くなるので挽き終わりのサインです。コーヒー粉は下部の受け容器を外して回収します。

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱのメンテナンス

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱはとても頑丈に作られており、そう簡単には故障しそうにありません。しかし、良い物を長く大切に扱うためには日々のメンテナンスは必要です。

分解・清掃方法

分解は調節ネジを反時計回り(粗挽きになる方向)に回していきます。やがて調節ネジ、内刃、外刃が外れます。セラミックは落下衝撃で破損するリスクがあるので、手を添えながら外しましょう。

外した直後の内刃・外刃(写真左下)はご覧の通りコーヒー粉がたくさん付着しております。残ったコーヒー粉は酸化して嫌な味覚の元になるので定期的に清掃してあげましょう。

内刃・外刃ともにセラミック製なので水洗いが可能です。コーヒーは油分があるので、ぬるま湯に浸しながら小さな歯ブラシでこすり洗いすると綺麗になりますよ!ただし、洗剤はおすすめできません。洗剤の香りが残存してコーヒーの風味を損なってしまいますのでご注意ください。

組立方法

組立は、分解の逆手順で行います。外刃→内刃→調整ネジの順に取付けましょう。
ゼロ点合わせと粒度調整をお忘れなく。

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱ のメリット

価格と品質のバランス

この記事を執筆時点でAmazon価格が7,590円です。決して安い買い物ではありませんが、堅牢さ、粒度の安定性、メンテナンス性を考えるととても良心的な価格だと思います。

アウトドアに最適

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱはキャンプやアウトドアに最適です。軽量コンパクトで持ち運びが便利、そしてステンレス筐体で雨に濡れても安心です。私が購入した理由もアウトドアで使用するためでした。

部品購入が可能

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱは部品購入が可能です。メーカーホームページのお問い合わせフォームにて対応してくれます。価格が少々高くても良い商品をメンテナンスしながら長く使う。大量消費社会で忘れられている大切なことを思い出させてくれる商品ですね。

ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱのデメリット

普段使いしない方にはとっては高価格

普段、お家で豆を挽かない方や年に数回のキャンプでのみ使用される方にとっては少々高価格だと思います。そのような方は、お店で豆を挽いてもらった方がコスパいいかもしれません。

メンテナンスに手間がかかる

内刃・外刃の分解、水洗いに手間がかかります。私のように普段使いする方は、ブラッシングのみで水洗いは月に1回程度でも問題ありません。時間にゆとりを持って、道具のメンテナンスも楽しむくらいの余裕を持ちたいですね。

まとめ

今回はポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱをご紹介しました。決して性能はトップクラスではありませんが、これだけ長きにわたってコーヒー好き、キャンプ好きな方たちに愛用されているミルは他にはないでしょう。

これからお家コーヒーを始める方、始めたけどまだミルは持っていない方、アウトドアコーヒーを初めてみたい方、是非ポーレックス コーヒーミル ミニ Ⅱを検討してみてくださいね!

これからも皆様のコーヒーライフに役立つ情報を発信していきます。

まさ

最後までご覧いただきありがとうございました!

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