コーヒー好きな皆さんは器具の機能性はもちろん、デザイン性もこだわって選ばれている方が多いと思います。ドリップポットも素材やデザインが様々なものが発売されており色々と集めたくなってしまいますね。
そんなコーヒー好きの方なら一度は購入を検討するのが『カリタ銅ポット』です。ドリップポットとしてはとても優秀でお湯の投入量をグラム単位で調整しやすいことはもちろんですが、銅製のデザインがとても美しくドリップするのがとても楽しくなる素敵なポットです。
しかし、銅ポット 600mlモデルは一つだけ問題点があります。それはお湯をいれると取手が熱くて素手で持てなくなることです。
今回は、銅ポット600mlモデルの取手の熱対策として、ハンドルカバーを自作する方法をお伝えします。低コストで誰でも簡単にできてしまう方法で、しかも銅ポットのデザインにもマッチする優れた方法です。
カリタ銅ポット600mlモデルを所有されている方はもちろん、これから購入を検討されている方にとってもきっと役に立つ情報なため、ぜひ最後までご覧ください。
カリタ銅ポットとは
カリタ銅ポットは日本を代表するコーヒーメーカーである株式会社カリタが製造するコーヒー用のドリップポットです。
ドリップコーヒーを美味しく淹れるコツは粉の量とお湯の量のバランスです。カリタ銅ポットは注ぎ口に特徴があり、お湯を注ぐ量をコントロールしやすいため美味しいコーヒーを淹れるための必須アイテムと言えます。
サイズ・容量は3種類
カリタ銅ポットは容量に応じて3種類あります。デザインはだいぶ異なりますね。1〜2杯用でしたら600mlで十分です。
引用元:https://www.kalita.co.jp/products/drippots/
項目 Cu ケトル 600 Cu ケトル 700 Cu ケトル 900 デザイン 接地底経 (mm) 78 85 74 満水容量 (ml) 600 700 900 重量 (g) 476 576 510
銅ポット 600ml の外観
私が所有するモデルは 銅ポット600mlです。レトロな喫茶店を思わせる。シンプルなデザインが気に入っています。
表面は銅製でエンボス加工のような模様がついています。新品時には銅の光沢が強いのですが使い込んでいくと10円硬化のように経年変化していくのかもしれません。取っ手や注ぎ口は真鍮製のように見えます。
蓋も銅製で本体と同じデザインです。内部は錫メッキのように見えますね。
注ぎ口について
注ぎ口はお湯の投入量をコントロールしたり、湯切れを良くするために重要です。銅ポット600mlの注ぎ口は点滴状の少量のお湯を投入することもできますし、勢いをつけて多めのお湯を投入することも可能です。
カリタ銅ポット 600ml 取手の熱対策について
デザインも機能も素晴らしいカリタ銅ポット600ml ですが一つだけ問題があります。その詳細と対策をお伝えします。
銅ポット 600mlの問題点
カリタ銅ポット600mlの問題点はお湯をいれると取手が熱くて持てなくなることです。
銅ポット600mlの取手は容器に直接接合されています。銅や真鍮は金属の中でも熱伝導率が高いので構造上やむを得ませんね。ちなみに、700ml モデルだと取手にプラスチックカバーがついているのでこの心配はありません。
銅ポット600ml 取手の熱対策
銅ポットの熱対策としてよく知られているのは・・・
1.耐熱ミトンをつかう
2.布巾をつかう
3.ハンドメイドのハンドルカバーを購入する。
上記3つだと思います。1,2はお手軽に実践できますね。3はメルカリやハンドメイドサイトでとてもおしゃれなレザー製ハンドルカバーが購入できます。
しかし、私が使っているハンドルカバーは少々異なります。以下の写真をご覧ください。ハンドル部分に紐状のものが巻かれているのがわかりますでしょうか?実はこれ、麻紐を巻き付けています。
麻紐は熱伝導が低いので素手で触っても全く問題ありません。そして何よりも銅ポット600mlの雰囲気によく合います。
麻紐ハンドルカバーの作り方
それではハンドル部分に麻紐を巻き付ける方法をお伝えします。少しわかりにくいので写真多めでお伝えします。
まず準備するのは麻紐です。ホームセンターやAmazonで購入できるので探してみてください。紐の太さは番手で表記されますが、私が使っているのは”14番手”です。
次に麻紐を輪っかを作りセロテープでハンドルカバーに貼り付けます。
先端は、ハンドル型によりも長めにカットします。もう一方は2m程度くりだしてカットします。
次に、長い方の麻紐をハンドルカバー下端から巻き付けていきます。やや強めに隙間がないようにしっかりと巻き付けましょう。紐が長くて大変ですが頑張って最後まで巻いていきます。初めにつけたセロテープは外してOKです。
一番上まで巻き付けたら、輪っか部分に麻紐を通します。輪っかに通したら、3cmくらい残して先端をカットします。
次は、下端の麻紐を目一杯引っ張ります。そうすると、上端の輪っかが巻き付けた麻紐の中に潜り込んで固定されます。下端も1cm残してカットしましょう。
これで麻紐のハンドルカバーが完成です。
麻紐ハンドルカバー巻き付けのポイント
巻き付け側の紐は長めに取る
巻き付け側の紐は2m程度を目安に長めに取りましょう。巻き付けている途中で紐がなくなってしまったらとても残念ですよね。
巻き付けテンションは強めに
巻きつけるテンションは強めにしましょう。緩く巻いていくとグラグラになってしまい先端が抜けてほどけてしまうリスクがあります。
隙間がないように巻きつける
テンションは強めかつ隙間もないようにしっかりと巻き付けましょう。隙間があると熱くてやけどをしてしまうリスクがあります。10周くらい巻いたら下端側に押し下げるイメージで巻いていくといいでしょう。
下端の紐を引っ張る際はペンチをつかう
最後の手順で下端の紐を引っ張り上端の輪っかを内部に潜り込ませます。かなりの力が必要になるので、力がない方はペンチを使って引っ張ると楽に固定できます。100円ショップで販売されている安価なもので大丈夫です。
1.巻き付け側の紐は長めに取る
2.巻き付けテンションは強めに
3.間がないように巻きつける
4.下端の紐を引っ張る際はペンチをつかう
まとめ
本日はカリタ銅ポット600ml 取手の熱対策として、麻紐を使った自作ハンドルカバーを紹介しました。
お家コーヒーが楽しくなるカリタ銅ポット600mlですが、唯一の問題点としてお湯をいれると取手が熱くて持てませんでした。
しかし、ホームセンターで売っている麻紐を使ってハンドルカバーを簡単に作成することができます。さらに、デザインも銅ポット600mlにぴったりです。
カリタ銅ポット600mlをすでに所有されている方はもちろん、これから購入を検討されている方にもおすすめできる自作ハンドルカバーなので気になった方は是非試してみてくださいね!
これからも皆様のコーヒーライフに役立つ情報を発信していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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